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根源的暴力ーアートパフォーマンス

2015.11.22 湘南暮らし 

またエリア的には若干番外編となりますが、

昨日かながわ県民ホールでアートパフォーマンスを観てきました。

アーティスト鴻池朋子さんの展覧会 ”根源的暴力” の関連企画としたパフォーマンスでした。

http://www.volcanoise.com/projects/

ホーメイ歌手でありアーティストの山川冬樹さんとおとぎ話作家の村井まや子さんとが共演され、おとぎ話の中に実は描かれている人間が根源的に持つ暴力性と山川さんのもつ独特の世界観とが合致してとても興味深い作品でした。

最初に舞台全体が真っ暗になり、我々の視覚を奪います。何も見えないと人間はそれ以外の感覚をもって、自分のおかれている状況や危機を察知したり、また何か極限におかれたとき人間は動物である証のように、おのれ自身や種を守る為にその他に対して牙を剥く。人間の根源的な凶暴性の理屈が腑に落ちる、そんな面白い演出でした。

人間はそもそも善であったか悪であったか、性善説性悪説について追及することがありますが、凶暴性というのはまた次元の違う動物的な感覚なのかなと思ったりします。

もちろん決して暴力を肯定するわけでなく、暴力大反対ですが

いわゆる血の気の多い人間、精力的な人間というのは 時として攻撃的な反応をしめしたり、実際の紛争とつながる行為をしたり、政治家っていうのもそういう意味でやはり血の気の多い動物気質なのかなと思ったりします。

 

本日もまったく関係ない話でしたがw

まだ今週末までギャラリー事体はオープンしておりますので、ご興味あれば是非☆

神奈川県民ホールはいろんな種類のイベントをやっていて、何気に面白いイベントをやっていることが多く要チェックでーす

 

 

 


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